外壁塗装に利用する塗料によって家の見た目は変わる?
最近私たちよりも先に家を建てたご近所さんたちがこぞって外壁塗装をしていて、気になっていることがあります。それは、塗装した後の外壁のツヤについてです。
これまで気になったことはありませんでしたが、外壁塗装をした家が、同じ外壁材であるのに眩しく見えることに気づき、今までと何が変わったのか考えてみると、外壁にツヤが出てピカピカと輝いていることが分かりました。
しかし、家によってその輝き具合には違いがあって、同じようなサイディングでも全く違うように見えます。
家によっては外壁塗装をしてもツヤが全くないように見えるので、これは使用する塗料に違いがあるのでは?と思った次第です。
きっと予算の問題だと思うのですが、外壁塗装に利用する塗料によって家の見た目は変わるのでしょうか?
家を建てたときに施工業者のハウスメーカーから、築10年経った頃に外壁の塗装工事をするように言われていたので、もう少ししたら我が家も工事を実行しなくてはいけません。
外壁塗装に使用する塗料選びのポイントも併せてご回答いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
使用する塗料によってツヤの程度は変わります
外壁塗装に使用する塗料は、ツヤの程度によって「艶有塗料(全艶塗料)」「7分艶塗料」「5分艶塗料」「3分艶塗料」「艶消し塗料」の5種類に分類できます。艶有塗料が最もツヤがあって、そこからツヤの程度が低くなり、艶消し塗料はツヤのない塗料です。
ただし、外壁塗装に使用する塗料すべてに5種類があるわけではありません。艶有塗料しかないものもあれば、5分艶塗料しかないケースもあります。
ツヤの程度については好みの問題となるため、どれを選択すれば良いという正解はありません。しかし、こだわりがない場合はツヤのある塗料を選ぶことをおすすめします。
その理由は、ツヤのない艶消し塗料はツヤのある塗料に比べて耐久性が劣ることが多いからです。
外壁塗装に使用する塗料選びで失敗しないためには、できるだけ大きな色見本でツヤの具合や色味をチェックしましょう。
加えて、色見本を確認するときには屋外で行うことがポイントです。その理由は色やツヤの印象は、屋外と室内では違って見えるからです。