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外壁塗装は冬に行っても問題ないの?

質問 暑い夏もようやく終わり、過ごしやすい気候の日が続いていますが、もうすぐ私が一番嫌いな寒い冬がやってきます。
横浜市保土ヶ谷区で家を建ててから今年の冬でちょうど10年目を迎え、外壁の汚れも気になってきたので、外壁塗装を行うことを考えているのですが、冬に外壁塗装を行っても問題ないのでしょうか?
家持ちの会社の同僚からは、雪国でないから冬に外壁塗装をしても問題ないし、閑散期なので費用が安くなるからおすすめと言われたのですが、本当に大丈夫なのでしょうか?
冬場の外壁塗装工事で知っておくべき注意点や、冬場に工事を行うメリットなどがあれば教えてください。

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気温がマイナス5度以下だと塗装はできません

外壁塗装は冬でも行うことはできますが、冬場の工事では注意すべきことがいくつかあります。
まず、外壁塗装は気温がマイナス5度以下だとできないことになっています。
液状の塗料については、ある程度気温が低くても施工に問題はありませんが、マイナス5度以下になると凍って外壁や屋根にしっかり密着できなくなってしまうため、通常通りの効果を発揮できなくなってしまいます。
さらに、水性塗料は水が低温の環境で凍ってしまい品質を落としてしまいます。冬場の外壁塗装では、雪国でなくても気温の低さが原因で施工が中断になることもあります。
また、塗料は施工する環境の気温が低いとノビが悪くなったり、乾燥も遅くなったりする性質があります。ノビが悪いと塗料のムラや塗り残しの原因となって、1箇所にかける作業時間も長くなることから作業効率が落ちてしまうというデメリットも生じます。
閑散期に工事を依頼すれば料金を安くしてくれる業者も少なくありませんが、工事期間が長くなっても料金が変わらないのを確認しておくことが注意点として挙げられます。
一方で、冬場に外壁塗装を実行することにはメリットもあります。
地域によっても異なりますが、冬は1年を通して比較的雨が少ないため、気温が極端に低くならなければ工事スケジュールが立てやすくなります。
他にも、冬の乾燥した空気が塗料にとって好条件になることもあります。
夏場の高過ぎる気温の中で外壁塗装を行うと、塗料の品質が空気中の水分で阻害されて密着不良を起こしてしまい、剥がれや縮みなどが生じてしまいます。
空気中の湿度が低くて乾燥している冬は、気温の低さで乾燥に時間がかかる点を除いて、塗り替えに適した季節でもあるのです。

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