
外壁の塗替えするタイミングの見分け方とは?

中古住宅ということもあり、これまで外壁の塗替えをしたかどうかも定かでなく、最近では長持ちする塗料も各社から販売されているので、築年数で塗替えのタイミングを見極めることも難しいと思います。
見た目でこうなれば塗替えのタイミングだと分かればよいので、ご回答どうぞよろしくお願いします。
あと、外壁の塗替えのタイミングを逃した場合に起こりうる問題にはどんなことがあるかも教えて欲しいです。

外壁の割れや剥がれが起きている場合は早急な対応が必要です
外壁塗装を長く行わないでいると、亀裂などが発生してそこから雨水が侵入し、建物の構造体の耐久性を弱めてしまったり、最悪湿気を好むシロアリを発生させたりして構造体である木材を食い荒らし建物が崩壊してしまうような事態にもなりかねません。
一般的に塗装をする外壁材には30年程度の寿命がありますが、塗替えをしないで放置していると、外壁自体の寿命も15年や20年に縮めてしまいます。
一般的な広さの住宅であれば外壁の塗替え費用は数十万円で済みますが、そのお金を惜しんで放置してしまうと、数百万円や1,000万円以上の修繕工事代がかかってしまうようなこともあります。
もしも外壁塗装にひび割れや剥がれを確認したら、早急に外壁の塗り替え、もしくは修繕工事を行う必要があります。
塗装のひび割れが悪化すると、外壁自体が割れて雨漏りの原因になります。
外壁塗装が剥がれるのは劣化現象です。塗装が剥がれると紫外線や雨風から外壁を守る手段がなくなります。外壁は徐々に侵食されていって、最終的には外壁材が割れて雨漏りが起きます。
外壁の表面が膨らんでいる場合も、注意すべきサインです。
膨らんだ塗膜の中には空気や水が含まれており、放置すれば外側の塗装が剥がれてしまいます。膨れが発生している状態は、塗装の役目をほとんど果たしていないと判断できます。
外壁を手で触れて手に白い粉が付くことをチョーキング現象と呼びます。この現象が起きている場合も塗装の表面が劣化しているため、塗装の塗替えを行うタイミングと言えます。