
外壁塗装の色選びを成功させるコツや注意点とは?

子どもの頃からマンション暮らしだったので戸建てにずっと憧れていて、家が完成したときには感動して涙が出てきました。しかし、少しして後悔したことがあり、それが外壁の色選びの失敗です。
施工をお願いした工務店とは昔からの知り合いなのでそのことを伝えると、外壁塗装は10年に一度を目安にし直さなくてはいけないから、そのときに今度は慎重に色選びをすればいいと言われました。
その10年がようやく訪れて、すぐにでも外壁塗装をしたいのですが、外壁塗装の色選びを成功させるコツがあれば教えて欲しいです。あと、外壁塗装をするときに注意すべきことがあれば、それも併せて教えてください。

カラーシミュレーションの利用をおすすめします
外壁塗装を成功させるおすすめの方法として、カラーシミュレーションの利用があります。
外壁塗装の色選びでは見本を利用するケースが多いですが、見本や本などだけでは実際に住宅に塗装したイメージとは異なることが多いです。その点カラーシミュレーションは、パソコンやタブレット画面で住宅の模型に合わせて色を見比べることができるので、色選びの失敗率を大幅に下げられます。
カラーシミュレーションでは立体的に色が確認できて、どのような仕上がりになるのか実際のイメージに近い状態を確認することも可能です。
外壁塗装に使用する実際の塗料を、サンプルだけでなく大きな板などに塗ってもらうことでも失敗を回避しやすくなります。実際の塗料でない小さなサンプルだと、大きな家に塗装したときに、色味が変わるのはよくあることです。
また、外壁は太陽の光に当たっているため、太陽の下で色を確認することも重要です。色は光の当たり方によっても大きく印象が変わります。
天候や時間を変えて色味の変化を確認することも、外壁塗装で失敗しないための重要なポイントです。できれば午前と午後、晴れの日や曇りの日、雨の日と、色味の変化を時間をかけてチェックすることをおすすめします。
外壁塗装で後悔しないためには、近隣の建物を確認するのも大切なポイントです。近隣の住宅の外壁の色を見て、バランスの良い色を選択しましょう。
地域によっては、景観ガイドラインが設けられていて、外壁に使用できない色の指定があります。